我が家「スケートパーク」計画

ボックスやミニランプを自作して自分の家をスケートパークにしてしまおう…というブログです。

いつも一人のスケーター

僕がいつと同じ道でに会社から家に帰っていると、昨日まで誰もいなかった場所に誰かいるのに気付く。

 

よく見ると、スケーターだ。

しかも、30代くらいの人が一人でスケボーしてる。

 

「いい歳こいた大人が、一人で何やってんだよ…。」

そう思いながら、家に帰る。

 

 

家に帰ると、小屋にスケボーがしまってあることを思い出す。

何を隠そう、僕も20代前半までは友達と夜な夜なスケートボードを楽しんでた一人だ。

 

ただ、今は会社員だ。仕事に全力投球しなければならない。

昔の仲間もだれも滑っていない。

 

30代の社会人がスケボーなんかしてる暇はない。遊んでる時間はないのだ。

世間体もあるし…。

 

 

ところが、次の日もまたその次の日も…

同じ時間にそのスケーターは同じ場所で滑っていた。

 

同じトリックに何度も挑戦している姿を横目で見ながら、横を素通りする。

 

決して上手くはないが、スケートボードを好きなのが分かる。

 

「ま、俺には関係ないか。」

と、いつもと同じように帰路につく。

 

 

ある休みの日、テレビを付けると東京オリンピックの正式種目にスケボーが採用されたというニュースが流れていた。

 

昔、周りの人に賛成されなかったスケボーが世間に認められたようで少し嬉しい。

 

そんな時、5歳になる息子がこう言った。

「パパ、スケボーって知ってる?すごいね!」

「おれ、やってみたいな!」

 

「う…ん。」

と返事に困る。

 

そこでふと気づく。

「あの頃は、今よりずっと笑ってたな。」

 

 

次の日、車のトランクにデッキを積んで会社に向かっている自分がいた。

久しぶりに「何でもない1日」が楽しみになった。

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僕はいつも一人で滑ってます。

 

一人で滑るなんて恥ずかしいって気持ちも少しありますが、誰か僕の姿を見て「おれも久しぶりにやるかな」てスケート再開する人が一人でもいたら嬉しいので、別にいいかって感じでやってます。

 

スケートしたいけどなんか理由つけて滑らないのは勿体ないよって話でした。

 

最後までおつきあいありがとうございます。

ではでは。